スクラップドデイズ

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ひとひらの自由

人というものは川を流れる一片の葉の様なもの。
生まれた時と同じくして川面へ落ち、その川の流れに乗る。
決して、同じ場所には留まる事は出来ない。生ある限り。
流されていくしかないと言ってしまえば、哀しく聞こえるでしょうか。

流れに逆らわずに棹差す事が悪い事だとは思いません。
大切なのは、自分はどう考えてその流れに乗っているかという事。
速い流れ、遅い流れ、小川、大河。
何処を通ろうとも、結局、皆辿りつく先は同じなのですから。

人は強かで、しなやかであると同時に
脆く、儚いもの。

それでも、流れていく一片。
自由というのは規制された世界の中にしか、存在しないものなのかもしれません。
だからこそ、求めるのかもしれません。
 
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by karmanrain | 2005-03-23 22:43 | 宵闇迷路

得るもの、失い続けるもの

恋は遠い日の花火ではないのと同じように、
憧れ、抱いてきた想いも、とても身近な存在なのでしょう。
でも、その気持ちには変化がなくとも、向き合う自分自身が
生きている以上、変わっていってしまうものだから
その距離感に違和感を感じてしまう。

小さい頃、遠いと感じた道のりが、広いと感じていた世界が
実際にはそうでなかったように。

想いとの距離や大切に思い続ける気持ちとは裏腹に
人は変わっていってしまう。
望む、望まないに限らず。

憧れ、想いは忘れてはいけないけれど、
いつの間にか気がつく違和感には
片目を瞑って見逃してあげた方が良いのかもしれません。

その代わりに、憧れや想いには確実に近づいているのだと思うから。
眼前に広がる現実の世界として。
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by karmanrain | 2005-03-21 16:12 | 不忘伝心

ミマモルトイウギゼン

見守るという事。

例えば別れを告げてきた人を見守る。
それは新しい恋人と幸せなあなたを黙って見ている、ということ。
静かに、そして確実に浮かび上がる自分のドロドロとした
黒いものを押さえ込み、決して表には出さないでいること。

あなたが苦しむ事となったとしても、その表情に憂慮しながらも、
あなた自身の力で浮かんでくるのを唯、待つ。

何もする事は出来ない。
何もしてはいけない。

例えどんなに傷ついても
堕ちていっても
例え生を絶ったとしても
見殺しにしたといわれても。

ただ、全てを逸らさずに見つめ、忘れずにいること。

見守る、という事はきっとそういうことで、
見ている、という事しか出来ない歯痒い想いのこと。
その選択しか出来なかった不甲斐無さと、
決してなくなる事は無い、静かに沸き続ける黒いもの。

それくらいの覚悟が必要なのかもしれない。
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by karmanrain | 2005-03-12 22:52 | 恋哀依存

Get 2 know thine.

たとえば、「汝自身を知れ」という言葉。
自分の限界を知りなさいというより、
もっと自分自身の可能性を信じなさい、
そんな意味なのかもしれないな、と思うのです。

自分のことは知っているようで、一番よくわからないものだし、
肉体的には限界というものは存在すると思うのですが、
一方で、考えや思い、頭で考えることには限界は無いのでは?
もっともっと、自分を見つめたり、知る必要があるような気がします。

宇宙というのは殆ど無限に広がっているもの。
そして、身体の中にも同じ宇宙があるという考えがあるのだそうです。
そう考えると自分の「中」というものには、きっとそういう可能性が
あるのかもしれません。
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by karmanrain | 2005-03-12 22:45 | 日々断片

scarred heart

ガラスのコップはちょっとした事でいつの間にか傷が付いていて、
付いてしまったその傷は二度と元には戻らない。
同じ場所に傷を付け続ければ、どんどん深くなっていき
最後には割れてしまう。

接着剤でくっ付けて元通りに見えても、水を注げば割れた所から
水はこぼれてしまうし、そこから見える景色も歪んでしまう。

元通りにしようと割れたコップに必死になるのなら
最初から割れないように注意して取り扱えばいいだけのこと
いつも使っているコップだからぞんざいに扱ってしまう
そして丈夫だという思い込みで油断して傷つけ、いつしか割ってしまう。

割れてしまったのなら、其れはもう仕方の無い事。
ものにはいつか終焉の時は必ず来るという事。
それが今だったというだけの事。
割れてしまったコップとの思い出をひとしきり回想したら、
後は新しいお気に入りのコップを見つけるしかない。

そのときはきっと割らないように気をつけて使える、筈。
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by karmanrain | 2005-03-05 01:02 | 恋哀依存

バランシング

普段は小さく左右に触れながらも両方の均衡が
吊り合って保っていられるけれど、ほんの些細なことで
このバランスは崩れ、直ぐに大きく振れてしまう。

いつでも考えていることで、
いつでも考えていないこと。

影響を受けて直ぐに変わったり、揺らいでしまう事に対して
以前ほど疎ましく思わなくなりました。
水は色んなものによって直ぐに染まってしまったり、
汚れてしまうけれど、時間をかけて流れているうちに
元の綺麗な水に戻るように。

そんな綺麗なものじゃないですけど、これからは少しくらい
そういう風に考えていこうかなと思っています。
出来得る限り、ニュートラルに保って。

ただ、黒く塗った漆黒のキャンバス、というのにも惹かれますけど。
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by karmanrain | 2005-03-05 00:48 | 日々断片